カーネーション出荷、大忙し 輸入品に対抗

1日に始まる「自然エネルギーの固定価格買い取り制度」で、電力会社が買い取る予定の風力発電が買い取り枠の7割に達し、しばらくして埋まってしまうことがわかった. 風力発電のための送電網が整わず、枠が増えないからだ. 新制度は自然エネを増やすため、電力会社に買い取りを義務づけるが、風力は早くも頭打ちになりつつある. 自然エネは電力会社が買い取り、その送電網を使って家庭や企業に送る. ただ、風力は天候によって発電量が変わる. 利用者に届ける電力が安定しなくなるとして、風力だけは買い取り枠が設けられている. 朝日新聞の調べでは、電力会社は計約430万キロワットの買い取り枠を設けている. 原発4基分ほどの規模だ. 東京、中部、関西の3電力はそもそも風力発電に向いた場所が限られていて、枠を設けていない. 一方、枠を設けている各電力が買い取る予定の風力発電は約300万キロワットで、枠の7割に達している. 北海道電力は56万キロワットの枠のうち52万キロワットが埋まった. 東北電力は今年初めに30万キロワット分を新たに募集したところ、買い取り枠の約3倍の324万キロワット分の応募が殺到し、断らざるを得ない. 愛知県西尾市で、特産のカーネーションの出荷作業が最盛期を迎えている. 5月13日の母の日や冠婚葬祭用で、年間を通じて今月下旬から5月上旬にかけて最も需要が多い. 同市一色町の原田強さん(61)の作業場では、色や形が異なる23品種を栽培している. 午前6時から、温室で切り取り、段ボール箱に詰めて翌日出荷する. 年間約80万本を全国に出すが、この時期は1日1万本を扱う日もあり、家族とパートが総出で作業にあたっている. 市場では輸入品が多いが、「ここの花は、市場に並ぶまでの時間が短く、輸入品とは発色が違う」と原田さん. ピンク色の花が一番人気があるという. (高橋雄大). uggugg クラシックミニ 激安 銀行などで10年以上も預金の出し入れがない「休眠口座」が毎年新たに約1358万口座発生していることがわかった. このうち9割以上は残高1万円未満の少額預金だった. 政府の成長ファイナンス推進会議が来週にも会議の中間報告として公表する. 1358万口座は銀行、信用金庫、信用組合労働金庫、農協・漁協などの金融機関の合計で、金額では約874億円分. これに対し、約79万口座・約356億円が預金者の求めに応じて払い戻されるという. 政府は休眠口座の預金について、お金が回りにくい被災地の企業、NPOなどに役立てようと2月から検討を始めており、これまで把握していなかった口座数などの実態から調べていた. 預金者への払い戻しの割合は口座数でみれば6%程度だが、残高では銀行などで約40%、農協・漁協は約25%にのぼる. 休眠口座全体の数%しかない残高1万円以上の口座に払い戻しが集中しているため. 口座残高の平均額は推計で銀行などが6500円、農協・漁協は4100円. 一方、払戻額はそれぞれ4万7千円、1万5千円と多かった.