VOCALOID2「Project if

先日ネット記事をちらほらと読んでいると『リアル鬼ごっこ』に出演されている石田卓也さんが「憧れの俳優はショーン・ペンです. 彼のようなナイーブな演技を目指したい」というインタビューが掲載されていました. 本来ならこれからの日本映画界を担う若手俳優の普通のコメントなのですが、私がこのインタビュー記事を読んで真っ先に思ったことは「彼はショーン・ペンの私生活、特にあの性格のことを知って言っているのだろうか? 」でした. ショーン・ペンといえば、確かに石田卓也さんが仰るとおり『アイ・アム・サム』や『21グラム』でも繊細な演技をされ、『ミスティック・リバー』では念願叶ってオスカーを受賞した類い稀なる俳優さんです. しかしその一方で私生活では暴れん坊として有名で、取材陣に暴行する映画人といえばビョークか彼かと言えてしまうほどです. 特にマドンナと一緒にいた時期は一番酷かったと聞きますが、ロビン・ライト・ペンとの結婚により立ち直ったらしいですね. ただそんなショーン・ペンも先日そのロビン・ライト・ペンと離婚され、巷ではまた昔の彼に戻るのではないかと噂されているとかいないとか. で、そんな彼の映画を見るたびにいつも思うのは、暴れん坊の演技は素に近いものとして、また繊細な演技は私生活での暴れぶりの反動でできるものなんだろうな~ということ. 特にあれだけヴァイオレンスな演技をしたあとにあるだけ繊細な演技をするのは見聞では不可能ですよ. あれこそまさに実体験から会得したとしか思えない演技です. こんな芸当、彼にしかできないものではないでしょうか? だからこそ今でも私の中での彼の最高傑作は『デッドマン・ウォーキング』よりも『シーズ・ソー・ラブリー』なんですよね. あの映画のショーン・ペンこそが最もゴシップネタで耳にするショーン・ペンに近いような気がするのです. まぁ個人的な勝手な思い込みですけど…. ですから石田卓也さんもショーン・ペンのような演技を目指すのはいいのですが、間違ってもショーン・ペンみたいな性格にはなってほしくないのです. ショーン・ペンが監督した『プレッジ』を見たときも感じましたが、ショーン・ペンという人はおそらくガラス細工のような壊れやすい心を持った、本当に繊細な人なんだと思います. 『プレッジ』のような映画を撮ったり、繊細な演技をしたりするのも、精神的にかなりしんどい思いをされたからこそだと思うのです. 昨今ハリウッドで繊細な演技をされる若手俳優が次々と命を落とされているなか、ショーン・ペンのような繊細な演技もまた彼以外には命を縮めるかも知れないことだと思います. ショーン・ペンのような繊細な演技を目指すことがどれだけ苦難の道なのか分かったうえで石田卓也さんが発言されたのであれば、私は彼のその心意気を高く評価したいと思います. 深夜らじお@の映画館 は夜になると暴れん坊になっていたこともありました. ピクサーがディズニー傘下に入る前の最後のコラボ作品は車の世界が舞台. 正直見る前は不安でした. だってこれまでは『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』など、まだ擬人化しても受け入れやすい造型ですが、車に感情移入とかできるだろうかは凄く不安でした. でも映画を見てびっくり. これは結構面白かったです. 個人的にはやはり『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』が好きです. でもさすがはピクサー. 車が主人公でも描くテーマをきちんと見せてくれるんですよね. 要は何でも一人では成功できない. みんなで協力することが大切という、ごく普遍的なものなんですけど、これがピクサーの手に掛かると興奮と涙を醸し出してくれるんです. 特にOPのレースシーンはスピーディーでダイナミック! おぉ~すげぇ! と思ってしまうほど. 実写ではないアニメだからこそ、しかも車に感情があるという設定だからこその見せ方. これは素晴らしかったですね. ただそこからの前半は怠いです. 今までの作品の焼直しか? というくらいダルいです. OPのスピーディーでダイナミックさが大きかった反動なのか、ちょっと退屈さえ感じてしまいましたね. でもこれも演出上の計算なのか、後半再び盛り上がるのが楽しい! 特にピストン・カッププレーオフは非常に楽しませていただきました! 片田舎の車だったピットの活躍を始め、結果がどうなるか読めているのに楽しめてしまう. やはりこれがディズニー&ピクサーが持つ魅力なんでしょうね. またエンドロールのディズニー&ピクサー作品3作のセルフバロディも十分に楽しませていただきました. やっぱりピクサーは凄い. それを再認識した映画でしたね. 深夜らじお@の映画館 の愛車はワゴンRです. と、いうことで先日も こちら でお伝えした VOCALOID ですが. 崖の上のポニョがついに出た! という方向でyoutubeにアップされておりました. VOCALOID2「Project if」 demo_sample「崖の上のポニョ」 伴奏につきましては、株式会社ヤマハミュージックメディア様より ご協力頂きました. http://www.ymm.co.jp/p/detail.php?code=GTK01084757youtube VOCALOID2「Project if」/崖の上のポニョ より抜粋 なるほどなるほど. ヤマハさんも、流石老舗であり、音楽を愛する会社であり、頭が下がる. だが、 ここからは極めて個人的見解になってしまうが、オリジナルも聞いてみようではないか. やっぱいい. ちょっと泣きそう. 下手だったり、音程おかしかったり、恥ずかしがったり. それが、やっぱり安心するというか、すき. 人間の本当にダメなところまで真似してほしくはないけれども、ちょっとダメなところまで、VOCALOIDができるようになったら、そのときはおれも笑顔で一緒に歌えると思うのだ. そう思うと、 アトムに心があって、爆弾とともに地球を救うため巨大化した太陽に突入 したり(アニメ版)、人間が死ぬと 21グラム体重が魂分、軽く なったり、そこだろうな. やっぱり. 現状の全く大きな差異は. 行けるところまで行ってほしいけれど. . . と、いうことで、今日は最後に自社商品宣伝も(笑). 映画化 タイミングで、 「ASTRO BOY iphoneケース」 をぜひゲットしちゃってみてくださいね. すげー売れ始めてます☆ 今日もアトムのように、温かい心と、クールな頭で仕事していきたいですね! 週中水曜日! がんばっていきましょー. 外伝ストーリー2つも収録したPSP『花帰