ホルムズ海峡「封鎖」法案を準備 イラン、

イラン国会の外交・安全保障委員会の所属議員は2日、対イラン経済制裁に加わる国の石油タンカーのホルムズ海峡通過を阻止する法案を準備していると明らかにした. イラン国営通信などが伝えた. 米国と欧州連合(EU)が、イランの原油収入削減を狙った追加制裁を発動させたことへの対抗措置. 議員によると、1日現在で国会議員290人のうち100人が賛同した. ただ、法案の詳細は明らかにされておらず、具体的にどのような手段で阻止するかは不明だ. 米エネルギー情報局によると、昨年は世界の海上輸送原油の35%がホルムズ海峡を通過した. イランのラヒミ第1副大統領は昨年12月、追加制裁が実施されれば海峡を封鎖する可能性に言及. ペルシャ湾に海軍を展開する米国は「越えてはならない一線」とイランに警告した. (テヘラン=北川学). 野田佳彦首相は10日の記者会見で、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が竹島に上陸したことについて「竹島が歴史的にも国際法上も我が国固有の領土であるという立場と相いれず、到底受け入れることはできない」と非難した. そのうえで、首相は「大統領とは、お互い未来志向の日韓関係を作ろうということでさまざまな努力をしてきたつもりだが、このような訪問はそうしたなかで極めて遺憾だ」と述べ、不快感を表明した. また、「日本政府としては毅然(きぜん)とした対応をとっていかなければならない. 本日、その一環で韓国側に玄葉(光一郎)外相から厳重に抗議を行った. また、抗議の意思を示すために、武藤(正敏)駐韓大使を本日帰国させることした」と説明した.