asahi.com(朝日新聞社): 東九

中国の格安航空会社(LCC)「春秋航空」の王正華会長は19日、東京都内で朝日新聞のインタビューに応じ、今後2~3年内に中国と日本を結ぶ路線を今の3路線から10路線程度に増やす考えを明らかにした. 春秋航空は2004年に設立され、10年7月に日本に就航した. 現在、上海から茨城に週6便、高松に週3便、佐賀に週2便を定期チャーター便で飛ばしている. 王会長は新たな路線の就航については、発着枠に限りがある羽田線は難しいとする一方、「日本各地から誘致要請を受け、南九州や北海道などへの就航を検討している」と話した. LCC誘致に積極的な成田線についても「就航したい」と述べた. 同社は、上海の浦東空港を拠点に中国国内外で約50路線を展開. 日本路線の運賃は、上海―茨城線で片道5千~4万1600円(燃油代4500円は別). (南日慶子). 治療や検査など医療サービスの4月からの価格が決まった. 中央社会保険医療協議会が10日、診療報酬の改定内容を答申した. 患者宅でのみとりや緊急時・夜間の対応などの報酬を手厚くし、在宅医療の充実を後押しする. 救急を中心に厳しい環境で働く勤務医らの負担軽減にも力を入れる. 2012年度の診療報酬改定で、野田政権は昨年末に0.004%の引き上げ方針を決定. このうち「薬価部分」を市場価格の下落に合わせて下げる一方、医師の技術料などにあたる「本体部分」は1.38%引き上げる. 本体部分ではこれを原資に、在宅医療の充実などに1500億円、救急を中心とした医療従事者の負担軽減に1200億円、がんや認知症治療をはじめとする医療技術の向上に2千億円を充てる. 在宅医療では、在宅療養を支援する医療機関でみとりの実績などがある施設に対し、緊急時・夜間対応の往診料を増額. がん患者への緩和ケアの取り組みもさらに手厚くし、拡充する. バレーボールの全日本高校選手権第2日は6日、東京体育館で男女の2回戦計32試合があり、女子シード校で大会4連覇を目指す東九州龍谷(大分)、高校総体準優勝の古川学園(宮城)、下北沢成徳(東京)などが16強入り. 男子は前回覇者の東亜学園(東京)、高校総体優勝の創造学園(長野)、同準優勝の東福岡などが3回戦へ. 相馬(福島)は昨年末の全日本選手権決勝ラウンドに出場した市尼崎(兵庫)に敗れた.