グアム移転費用でも歩み寄り 米議会、予算

JR東日本発表】常磐線各駅停車は、19日午後4時12分ごろに新松戸駅で発生した人身事故の影響で、綾瀬―取手で一時運転を見合わせたが、午後5時24分ごろに全線で運転を再開した.

米議会は10日、合意する見通しになった予算案のうち、2014会計年度(13年10月~14年9月)の国防予算の内訳を発表. この中に、在沖縄海兵隊のグアム移転関連費用の一部8600万ドル(約88億円)が盛り込まれた. 成立すれば、沖縄の基地負担の軽減につながりそうだ. 今回計上された移転費は、グアムのアンダーセン空軍基地の航空機格納庫整備にあてられる. 上院は当初反対していたが、調整の結果歩み寄った. 米政府は2020年代から、沖縄からグアムなどに9千人の海兵隊員と家族を移転させる計画で、総額86億ドルのうち日本政府も最大28億ドルを負担する約束をしている. しかし、議会内には実現に慎重な意見が強く、12会計年度には全額削除された. 翌年度から一部復活し、今回も例外的に一部だけ認められた格好だ. 成立すれば、日本が拠出する予算の執行も一部認められる.