亜大・東洋大が先勝 東都大学野球

劇団前進座(中村梅之助代表)は2日、本拠地である前進座劇場(東京都武蔵野市、500席)を来年1月の公演を最後に閉館する考えを示した. 耐震上の問題や維持費の負担もあり、隣接する病院の拡張用地として売却するという. 劇団としての活動は従来通り継続し、事務所と稽古場は現在の劇場の裏に新たに建設する予定だ. 前進座国立劇場(東京都千代田区)、南座(京都市)、国立文楽劇場(大阪市)など全国を巡演する一方、前進座劇場での上演は正月と秋の年2回にとどまっており、活動に大きな変化はないとみられる. 前進座は、歌舞伎界の門閥制などに反発した若手役者たちが、新しい大衆劇を目指して1931年に結成した. 現在の劇場は82年に完成し、花道や回り舞台を備えて親しまれている. 6日の東京外国為替市場は欧州景気への懸念でユーロが売られている. 午後1時現在、前日午後5時時点より60銭円高ユーロ安の1ユーロ=107円51~53銭で、東京市場では約3週間ぶりの1ユーロ=107円台となった. 前日の海外市場で欧州の政府債務問題への懸念が再燃、ユーロが売られた流れを引き継いだ. 対ドルでは同01銭円安ドル高の1ドル=82円26~27銭. 日本時間の6日夜に米国で雇用統計が発表されるほか、来週初めに日本銀行金融政策決定会合が開かれるため、当面は小幅な値動きが続くとの見方が多い. 東都大学野球の春季リーグ戦は18日、神宮球場で1回戦2試合があり、亜大と東洋大が先勝した. 亜大は柴田(4年、東京学館船橋)の2打席連続本塁打などで主導権を握り、右腕東浜(4年、沖縄尚学)が被安打3で今季初勝利(通算27勝目)をあげた. 東洋大は11安打で小刻みに加点し、継投で逃げ切った. 藤田(4年、浜田)は先発初勝利. ◇ 亜大6―0日大、東洋大7―3青学大.