トム・フォード「いつも子供が欲しかった」

クリスチャン ディオール は3月1日(現地時間)、チーフデザイナーである ジョン・ガリアーノ を解任すると発表した. ジョン・ガリアーノは、「私はヒトラーを敬愛する」などという反ユダヤ主義の発言をしたことが問題となり、警察当局からの取り調べを受けている. クリスチャンディオールの会長兼CEOであるシドニー・トレダノは「当社は、ジョン・ガリアーノの発言を厳しく非難します. 彼の発言は、クリスチャンディオールの長年にわたるコアバリューと完全に相反するものです」と語った. 一方、UK版VOGUE.COMによると、ジョン・ガリアーノ自身によるブランド「 ジョン・ガリアーノ 」の広報担当者は、3月6日に予定されているパリでのファッションショウを予定通り行なう方針を示した. ただ、ガリアーノ本人がショウ会場に現れるかは不明だとした. デザイナーの トム・フォード は香港版『タイムアウト』に対し「いつも子供を持ちたいと思っていた」と明かした. トムは、「24年間にわたるパートナーで一緒に住んでいるリチャードが子供を欲しくないので、子供を持つことはないだろうと覚悟したんだ」とし、「もし、子供がいたとしても、誕生するまで誰も知ることはないと思うよ. 私は子供をプレスの道具にするつもりはないので、誰も子供の姿を見ることもないだろうね」と語った. 一方、トムは、 2010年2月にこの世を去ったアレキサンダー・マックイーン などのデザイナーに言及し、「デザイナーが抱えるプレッシャーは理解できる. 数十億ドル規模のビジネスに身を置き、もし冴えないコレクションを発表したら、売り上げは急激に落ち込み、責任を感じることになる. これまで多くのデザイナーが、ドラッグやアルコールの問題を抱えていた. ファションは本当にタフなビジネスで、デザイナーはとても強くなくてならない」と話した. 英ブランド「イッサ ロンドン」が、英オンラインラグジュアリーアウトレットブティック「 theoutnet.com 」とタッグを組み、ブランドのアーカイブをリデザインした限定のドレスコレクションを発売した. コレクションのモデルには、「マーク バイ マーク・ジェイコブス」のミューズで、人気モデルのイーディ・キャンベルの妹でもあるオリンピア・キャンベルが起用され、現在、同サイトにて公開している. 「theoutnet.com」のマネージング・ディレクター、ステファニー・フェアは、「『イッサ モンクレール モンクレール サイズダウン ロンドン』は私たちのお客様に愛されているブランドです. これまでも長い間『イッサ ロンドン』を取り扱ってきましたので、お客様に、以前見逃してしまったスタイルを再び購入できる機会を設けました」と語った. コレクションは「イッサ ロンドン」の中でも人気のスタイルを取り揃え、オリジナルのデザインと異なる色や生地でラインアップ. 中でも、大ヒットと見込まれているのが、コバルトブルーのドレスと赤いレースのドレスだという.