INTERVIEW NY発「tibi」の

クリスチャン・ラクロワ が、メンズアクセサリーとホームテキスタイルという2つの新しいラインを展開する. ラクロワは、1月22日にレザーやキャンバス、ナイロン素材を使用した新しいメンズバッグのコレクションを発表する予定. コレクションは、フランスの会社GroupeTWCとのコラボレイションによりデザインされ、デコラティブな刺繍が施されているのが特徴だ. また、レザーグッズやジュエリー、時計などのウィメンズアクセサリーの展開も予定されている. 一方、WWD紙によると、ラクロワのホームテキスタイルコレクションは、1月21日から25日にパリで行なわれる「Maison AndObject TradeFair」にてお目見えする見通し. 同コレクションは、ラクロワのルーツやヘリテージ、過去のクチュールコレクションにインスパイアされた、10種類のファブリックが揃うという. 2012年春夏ミラノコレクション24日(現地時間)の「 ボッテガ・ヴェネタ 」は、若いスーパークールな聴衆のためにデザインしたドレスを多数発表した元気に満ちあふれたショウ. ハイライトは、グリーンやパープルのコルセットドレスや、ジョーダン・ダン、ナターシャ・ポリーが纏ったエレガントなドレスなどだ. 「 エンポリオ アルマーニ 」は、モノクロのカラーパレットで、いつも同様エレガントでシックなショウを披露した. 白でトリミングされたブラックパンツスーツ、パースペックスでカットされたウエッジシューズ、光り輝く白いドレスなど、いずれも白のカンカン帽と合わせて登場した. ラフ・シモンズ率いる「 ジル・サンダー 」は、ピンクやブルーなどのギンガムチェックドレスを、スティーブン・ジョーンズがデザインした50年代風のベール帽と合わせたコーディネートで提案した. エンディングは花嫁にもなれる、ホワイトのフルレングススカート. 「 ジャスト カヴァリ 」は、裾がゆったり広がったドレスやレザージーンズ、キュートなアンクルブーツなど、夏のフェスティバルルックを披露. 「 モスキーノ チープ&シック 」のショウには、リンゴモチーフやイチゴの種をあしらったドレス、ニンジンハットがお目見えした. 25日(現地時間)は、コンスエロ・カスティリオーニ率いる「 マルニ 」が、大人っぽくもイノセントなコレクションを発表した. 2012年春夏ミラノコレクション一覧は、こちら.

2006年のNYコレクションデビュー以来、世界で人気上昇中のブランド「tibi(ティビ)」. 来日中のデザイナー、エイミー・スミロヴィックがブランドの魅力、秋冬コレクションのインスピレーションなどについて語ってくれた. -1997年にアメリカから香港に移住し、ブランドを設立していますが、その背景を教えてください. 97年までアメリカンエキスプレスでマーケティングの仕事に就いていたのですが、上司だった主人が香港へ転勤になったため、退職して香港に引っ越し、全く新たなキャリアをスタートさせました. 私の父はアーティストだったので、デザイナーへの道は自然な選択で、ビジネスとアートのバックグラウンドを融合させたということですね. 香港に住んだことや旅の思い出、あらゆる経験が「ティビ」のスタイルに影響していると思います. -東京に住む女性はどんな印象ですか? また、どんな女性にコレクションを着て欲しいと思いますか? 東京の女性はクリエイティブで、年齢を気にせず、個性的なおしゃれをしていると思います. 道を歩いている年配の女性のネイルがブルーだったのには驚きました. コレクションは、自分に自信があって洋服が大好き、そしていつも明るいムードでいられる女性に着て欲しいですね. それに、私のデザインは色使いが鮮やかだから、周囲の注目を集めるのが嫌いでない女性でないと難しいのではないかしら. -秋冬コレクションのテーマ「ロシア」についてもう少し詳しく聞かせて下さい. 秋冬はロシアの童話『火の鳥(The tale of theFirebird)』からイメージを広げています. カラーやプリントのアイデアを得ましたし、鬱蒼としていて不気味、それでいて明るく、ハッピー、ミステリアスという多様なテイストをコレクションに落とし込みました. 火の鳥を直接引用したプリントドレスや、ロシアンハット、色彩などのディテールにテーマが表れていると思います. -ファッションにとどまらず、水着やインテリアもデザインされていますが、今後新たに挑戦したい分野はありますか? 既にスイムウェアのラインを立ち上げており、故郷でもあるジョージア州でリゾートホテルのスイートルームをデザインしました. コネチカットにある自宅はウォールペーパーから自分でデザインし、いわば私のコレクションのようですね(笑). 今後はインテリアデザインにも興味がありますし、本の執筆も計画中です.