卓球男子、足すくわれ完敗 監督辞意漏らす

自民党は6日、郵政民営化見直しで焦点になっていた金融2社の株式売却について、公明党案を基に意見集約を急ぐ方針を固めた. 民主党はすでに公明案への賛成を決めており、郵政民営化法改正案が今国会で成立する可能性が出てきた. 同法改正案をめぐる最大の焦点は「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」の2社にどこまで政府の関与を残すかだった. 自民党小泉純一郎首相(当時)が党内の反対を押し切って郵政民営化を進めた経緯もあり、これまで2社の株式の完全売却を強く主張. 一方、政府・民主党は「3分の1超」を持ち続けるとし、対立が続いてきた. だが公明党が2月、金融2社の株式売却について、「早期にできる限り多く処分(売却)する」とする妥協案を提示. 民主は公明案に賛成する方針に転じた. 第10日、卓球男子団体 準々決勝】 第3シードの日本男子は、北京五輪や2年前の世界選手権で快勝していた香港に、足をすくわれた. 宮崎監督は「相手は思い切りぶつかってきた. 日本は受け身に回ってしまった」と悔やみ、辞意を漏らした. 世界ランキング5位でエースの水谷は、得意のラリー戦を制し、実力通り2勝を挙げた. しかし、岸川、丹羽は、雪辱を誓う香港の攻めに圧倒され、完敗だった. 最後の5番手で敗れた17歳の丹羽は「調子は良かったのに. 実力がなかった. すごく悔しいです」と話した. 東日本大震災の発生前後に出産し、現在、宮城県沿岸の被災市町に住む母親のうち、「産後うつ」と疑われる状態の人が20%を超えていたことが東北大の調査で分かった. 通常は10~15%といい、被災地で暮らす母親が厳しい状況に置かれている実態がうかがえる. 専門家は「ストレスを抱えていることに外見からは気付きにくい. 周囲が気をつけてあげてほしい」と指摘している. 東北大の菅原準一教授(産科)らが昨年末から今年3月、県内の病院や産婦人科クリニックなどを通じ、震災前後に出産した約700人にアンケートを実施. 「悲しくなったり惨めになったりした」「自分自身を傷つけるという考えが浮かんできた」といった気持ちになる頻度などから病状を調べた. その結果、精神科医ら専門家によるケアが必要な「産後うつ」が強く疑われる母親は21.5%. 「津波被害を受けた」と答えた母親に限ると28.7%と多く、実家も含めて避難が必要だった母親も23.9%にのぼった. 「津波被害がなかった」と答えた人でも、18.1%で疑いがあったという.