首相「がれき受け入れ自治体を支援」 国が

台風一過の20日、関東を中心に晴れ間が広がった. 前橋地方気象台は日中に気温が35度以上になる地点が出る恐れがあるとして、今年初めての高温注意情報群馬県内に出した. 正午までに群馬県高崎市で33度、茨城県笠間市で32.8度、栃木県小山市で32.5度を観測. 東京都心でも30.2度になり、今年初めて30度以上の「真夏日」になった. 気象庁熱中症などへの注意を呼びかけている. 野田佳彦首相は4日、東日本大震災で生じたがれきの処理について「応援してくれる自治体にも国が前面に出て財政的に対応していく」と述べ、被災地だけでなく、がれき受け入れ自治体への財政支援を検討していく考えを示した. 首相は日本テレビの番組に出演し、被災地以外の自治体ががれきを受け入れる場合について「放射能検査を自治体が行う際は支援する」と強調. 場合によっては国が直接、放射能検査を行うことも検討する考えを示した. また、処分場の増設・新設経費を国が負担することにも言及した. アシックス バッシュ 環境省によると、被災地のがれき処理は2月末で5%にとどまる. 財政支援を打ち出すことで、がれきの広域処理を促進したい考えだ.