IOCアスリート委員選、室伏失格 選挙活

7日の東京株式市場は、日経平均株価終値が前日より106円19銭(1.24%)高い8639円72銭だった. 3営業日連続の上昇で、終値が8600円台を回復したのは5月30日以来、6営業日ぶり. 投資家の間で欧米の中央銀行による追加緩和への期待が高まっていることや円高が一時、一服したことを好感した. 東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同12.19ポイント(1.70%)高い730.75. 出来高は17億5千万株だった. 国際オリンピック委員会(IOC)は11日夕(日本時間12日未明)、記者会見を開き、IOCの選手委員に立候補していた陸上男子ハンマー投げ室伏広治(ミズノ)が、選挙活動規定に違反し、失格になったと発表した. ナイキサッカー 関係者によると、室伏はロンドン五輪代表選手による投票で、立候補した21人のうち、1位で当選していたという. IOCの選手委員の選挙結果は9日に発表される予定だったが、IOCは「手続き上の理由」として発表を急きょ延期していた. 室伏は2008年北京五輪に続く2度目の立候補. 当選すればIOC委員となり、20年東京五輪招致に向けての活動を期待されていた. 室伏の銅メダルは剥奪(はくだつ)されない.